【解答】No.3-2 カードのどこそこ

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解答No3-2

カードの配置に関する問題の解答編、2回目はMTGの「極楽鳥」についてです。
今回は1回目との差異あたりを中心に書いていきたいと思います。

【解答記事です!】
この記事は既に出題している問題の回答です。一度問題をご覧頂いてからお読みください。(対応する問題を参照しながら見てください)また、この解答・解説が必ずしも正しく、唯一のものとは限りませんので、参考程度にお読み頂ければ幸いです。

【問題集】No.3 カードのどこそこへ。
【解答】No.3-1 カードのどこそこ



【解答:極楽鳥編】

28ドミニオンとMTGはデッキを組む、手札を使う、テキストによってカードの特殊効果が記述されていて、ゲーム中に重要な役割を持つ・・・などなど非常に共通点が多いゲームになっています。当然、カードに載ってくる情報に似通っている部分が多くありますが、ひとまずリストアップしてみましょう。

・カード名
・カードコスト(右上のマナシンボル)
・カードの種類(クリーチャー・鳥)
・カードの効果
・パワー / タフネス(右下の数字)
・イラスト
・カードの色
・エキスパンションマーク(カードの種類の隣)
・イラストレーターなどのその他の情報


結構ありますね。まだ他にもあるかもしれませんが、ひとまずここまで列挙しておきます。また、MTGではカード情報を「手札としてプレイヤーがもっているとき」「場にプレイされたとき・されているとき」に確認する必要があると言えるでしょう。前者は左上の情報が大切。後者は全体閲覧可能です。
さらにドミニオン同様、まず自分でデッキを組むというステップが入りますので、先に解答をあげてしまうと、

【A 手札で見たい情報:右上で一部以上確認可】
・カード名
・イラスト
・カードの色
・カードコスト(右上のマナシンボル)

【B 特にプレイ時や場で見たい情報】
・カードコスト(右上のマナシンボル)
・カードの種類(クリーチャー・鳥)
・カードの効果
・パワー / タフネス(右下の数字)
・カードの色

【C プレイには直接関係のない情報】
・エキスパンションマーク(カードの種類の隣)
・イラストレーターなどのその他の情報

こんな感じでよいかな?という雰囲気です。ここで気になる項目をピックアップしていきましょう。

まずは「カードの色」です。
これはカードのほぼ全体に配色されていて、このカードは緑だぜ!と、全力で訴えてきます(笑)。もちろん、手札にあっても、プレイされても、即座に認識される情報です。MTGにおいて色という情報は、非常に重要度の高い情報なので納得の配置ですが、認識が優先される事項(カードの種類・色など)はカード全体に配置されているケースがよく見られます。今回は敢えて、A・Bの両項目に入れてみました。

次に気になるのは「カードコスト」でしょうか。
これは手札からそのカードをプレイする際に、支払うべきマナ(コスト)を示しています。
・・・ということは、手札にあるときに最も重視されるはずの項目です。しかし、実際は右上・・・左利き専用???その可能性も否定はしませんが、他にも理由は想像できるでしょう。
上「パワー/タフネス」のようにプレイされたあとに確認が必要な項目でもないことから、「本当は手札で確認できるに越したことはない項目」であることは想像できます。しかし、MTGでは多彩な種類のカードコストが存在しながらも、そのカードの多さゆえに、全く同じコストのカードが同じデッキに入ることも珍しくはありません。そんなとき、デッキを組む際に確認できるコストよりも、そのカードそのものを判別しやすい「カード名」が左上のエリアを陣取ったのではないかと推測できます。
さらに全体に配置された「カード色」は実はカードコストの一部にその色のマナが含まれること(例外あり)を示しています。不十分ではあるものの、左上を見ることでカードコストの一部内容がわかるという点も、「カード名」が優先された理由かもしれません。
もちろん、ドミニオンのコストのように手札に入ってしまえば、基本的に用済みというものではなく、重要度は比較的高い項目であるため、目立ちやすいカードの上部に配置されていると考えます。上から下に重ねてカードを並べてデッキのカード選定をする際などは確実に見えるポジションを確保しています。

ゲームに直接関係のない「エキスパンションマーク」が思ったよりいいポジションにいることも個人的には気になる点です。
これはおそらく、トレーディング要素に紐づいていて、このマークによってカードのレアリティの確認ができたりもします。ドラフトの時にちょっと便利!といった以外はゲームで有効利用されることはあまりありませんが、「集める」「交換する」というトレーディング要素もMTGが大切にしていることが感じられます。当然の如く、手札に持った際はがっつり隠れてしまう位置に配置されていますね(笑)

さて、ここからはほとんど余談になりますが、最後にMTGのカードには黒い枠があることに注目してみましょう。
ここが緑であれば、より全力で「カードの色」を伝えられそうな気がします。しかし、デッキのように複数枚数のカードを重ねて使用する場合、側面(積み重なっているカードの横腹)から見たときに淵の色が確認できてしまうことが、稀にあります。こういった事態を防ぐために、カードの最も淵の部分にあたる枠は統一の色や柄になっていることが多いのです。
MTGでは数年前、この枠の色で「基本セット」かどうかを見分けられるようになっていました。具体的には「基本セット」は白枠でした。これが全て黒枠に統一された背景に、こういった理由があったかどうかは定かではありませんが(純粋に白枠は汚れが目立つので個人的にはあまり好きではありませんでした。実はそれだけのことかもしれません。)、長く愛されるカードゲームは枠のような些細な配置1つをとっても配慮が想像できるつくりになっているといえるのではないでしょうか。


さて、余談も挟みつつ長くなってしまいましたが、今回の解答編はこれで終了です。トランプ・ドミニオン・MTG、そのそれぞれで数字やコストの位置が違う理由、なんとなくご納得頂けましたか?
MTGでは「カード名」を左上に、「カードコスト」を右上に配置していますが、ここまで読んで下さった方は、「その両方を左上に配置してもよい」という事実にきっとお気づきでしょう。もちろん機能性だけが全てではありませんので、別の問題が発生するかもしれませんが・・・(笑)



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