【コラム】フリーソフトでRGB画像をCMYK画像に変換&プルーフ確認まで行う方法

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GIMPでCMYK

何だかお恥ずかしい記事がずっと上にあるのもごにょごにょですので、別の記事でお茶を濁しておこうと思います。

ということで、ここのところGIMPについてちょっとずつアウトプットしている流れのままに、個人的に重要だと思っているCMYK色分解プラグインについて簡単にまとめます。


※注意※
GIMPのバージョンが2.6の頃はプラグインが正常に日本語化されていましたが、2.8以降にバージョンアップ以降は日本語化パッチが正常に機能していません。(英語で表示されています)
原因がGIMPのバージョンアップにあるのかローカル環境にあるのかは不明ですが、CMYK分解機能に問題はないようですのでそのまま使用しています。


(1)プラグイン:Separate+のインストール

プラグイン本体のダウンロードはSourceForge.JPより行えます。
インストールについては使用するPC環境等に依存するため、参考URLの貼り付けのみとさせていただきます。(ちなみに当方環境はWin7 HomePremiumSP1、64ビット版です)


(2)基本の手順

1)CMYKに変換したい画像を準備する
ここでは例として暗殺狂時代の箱蓋画像を使用します。まずはレイヤーを1枚に統合します。この後に誤操作で上書き保存をしてしまうと大変なことになりますので、保険として予め別名保存をしておくと良いかもしれません。
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2)Separate+プラグインで色分解[Separate]する
[画像(I)]→[Separate]→[Separate]と選び、選択しているレイヤーをCMYKカラーに変換します。厳密にはレイヤーを複写してCMYKの各版に色分解しているようなので、この記事では「カラー変換」ではなく「色分解」と書かせていただきます。
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【参考:日本語化パッチを充てた場合のダイアログボックス】
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色分解時の設定で結構色味が変わります。(今回の設定は暗殺狂時代の箱絵を入稿時に実際に使用した組み合わせです)

3)生成されたCMYKデータを出力[Export]する
新しく生成された画像で、[画像(I)]→[Separate]→[Export]と選び、CMYKカラーの画像を出力します。出力形式はpsd、tiff、jpgから選択できます。(今回はpsd形式を指定しています)
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psd形式で出力した後、Adobe環境のテンプレートへ配置して入稿することもできます。

出力を行った後に作業ウインドウを閉じようとした場合、保存の確認ウインドウが現れます。GIMP本体の保存機能ではCMYKカラーは保存できませんので、ここで保存してはいけません。
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4)CMYKカラーのプルーフ画像を作成[Proof]する
入稿に必要なのはCMYKに色分解したデータのみですが、実際に印刷した際にどんな色味になるのかはやはり不安なものです。厳密な再現はできませんが、[画像(I)]→[Separate]→[Proof]からプルーフ画像を生成し、色味の確認をすることができます。
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【参考:日本語化パッチを充てた場合のダイアログボックス】
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お疲れ様でした!


(3)色合いを調整する方法

ここまで読んでみてお気付きの方も多いと思いますが、RGBからCMYKにカラーモードを変換すると色味が随分変わります。これはRGBカラーが光の三原色(赤・緑・青、全部混ぜると白)で構成されるのに対し、CMYKカラーは色味の三原色(シアン・マゼンタ・イエロー、全部混ぜると黒)+黒で構成されているからです。
この手の話は本もネット情報も豊富ですので、そちらで確認いただければと思います。
さて、CMYKプルーフを見て「こんな色じゃなかった…」となってしまった場合は、一番初めのRGBモードの画像修正が必要です。(ここがGIMPでのカラーモード変換(分解)が面倒だと言われる所以かと思います)

①色分解時の設定を変更する、② [色(C)]→[レベル(L)]または[トーンカーブ(C)]などで色味を調整する、③一か所だけ修正したい場合は元の画像そのものの色を修正するなどの方法がありますが、いずれもCMYKプルーフを出力しないと比較確認ができませんので、結構骨が折れる作業になると思います。繰り返しますが、GIMP作業に拘らない場合はIllustrator やPhotoshopで作業をした方がきっと楽だと思います。(未使用者の妄想かもしれませんが)


(4)まとめ/おまけ

面倒でもフリーソフトに拘りたい人はGIMPを使ってみて下さい(苦笑)。
フリーソフトに習熟するのに必要なものは自分の時間だけですので、ボードゲーム製作にちょっと画像処理を行いたい場合には有用なフリーソフトだと思います。またGIMPの他にもドローソフトのInkscapeなど、フリーソフトにはまだまだ魅力的なものが沢山存在します。オススメのソフトがあれば、是非紹介していただければと思います!

そしてこの記事のおまけとして、GIMP 2.6verの頃に家庭内情報共有に使用していたSeparate+プラグイン使用マニュアルを公開します。マニュアルと銘打つほど立派なものではありませんが、A4一枚に最低限の流れがまとまっていますので、紙派の皆様にご活用いただければと思います。(日本語化パッチが当たっていますので、各項目の内容も確認できます)
こちらは適当なタイミングで削除予定ですので、気になる方は各自保存をお願いいたします。

PASSは『cmyk』です。



  


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One Response to 【コラム】フリーソフトでRGB画像をCMYK画像に変換&プルーフ確認まで行う方法

  1. 匿名 says:

    参考になりました。ありがとうございました

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