【操られ人形館】ゲームマーケット2014春 (2)

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前回の記事で何を思ったか、(1)と表記してしまった関係上、(2)を書いてみることにしました(笑)
今回は、新作のペクーニアの遊び方を、公式HPの補足としてざっくり書いていこうと思います。ちょっと、ルールが想像しにくいという方は、ぜひとも参考にして頂ければ幸いです。

・公式サイトはこちらから。ご予約はこちらから。
・今回の持ち込み一覧の動画はこちらをご覧ください。



「ペクーニア」の舞台は暗黒時代よろしくの悲惨な国。プレイヤーは司教となって、救いを求める仔羊たちを受け入れながら、様々なイベントを乗り越えて多額の資金(得点)を得ることを目的とします。
そう、「ペクーニア」は羊を語源とする「お金」という意味の言葉。仮に幾多の仔羊たちを見捨てたとしても、どれだけ多額のお布施を集められたかで勝敗を決することになります。救いの手は仔羊を通して「お金」を得るための手段なのです。


さて、早速ゲームの流れの簡単な説明に入りましょう。
(省略されているルールもありますので、ご参考までにご覧ください)

ゲームの開始時

ゲームの開始時は凡そ冒頭の図のような感じになります。これは4人プレイのときの図です。

ボードの中央には4枚のイベントボードが正方形を描くように並びます。それぞれのボードの上には羊コマが乗っています。中央に裏向きになっている円形の物体はイベントチップといいます。

また、各プレイヤーは自分の手札として仔羊カードを5枚受け取り、さらに自分の分身となる「司教」のカードを裏向きで自分の前に待機させます。
自分の手札はいつでも確認することができますが、順番を並び替えることはできません。

他にも図にはありませんが、得点チップ(お金)が準備されていたり、手札以外の仔羊カードの山札があったりします。

実際にはこんな感じですね。

IMG_2102


pecu_05ちなみに手札として配られている「仔羊カード」の表側はこんな感じになっています。救済を求める仔羊を表すカードですが、それぞれ4つの能力値(左上)と、特殊効果が記載されています。
ゲームはこの「仔羊カード」をプレイしたり、獲得したりすることで進んでいくのです。

このカード、カタンの資材カードなどで使われるミニサイズのカードです。「王宮の歩き方」で採用させていただいた通常の半分ぐらいのサイズのカードですね。


ゲームの進行(ラウンドでできること)

ゲームは数回(10回以下ぐらい)のラウンドで行われます。
各ラウンドで手番プレイヤーは以下の【A】【B】どちらかを選んで行います。


【A】手札の一番左のカードを表向きにして、任意のイベントボードに配置する。

カードのプレイですね。
注意すべき点は手札の一番左のカードしか選べないこと。中身は確認できるのでプレイするカードのプランを立てることはできますが、プレイする順番を操作することはできません。

pecu_01また、各イベントボードには①②③という3つのカード置き場が用意されており、カードがプレイされると小さい数字の置き場からカードで埋まっていきます。3枚埋まっているボードや羊コマがないボード(後述)にはカードをプレイすることはできません。何枚かのカードがプレイされていくと各ボードが図みたいな感じになります。
イベントチップ(オレンジのチップ)はとりあえず無視しましょう(笑)


【B】任意のボードから仔羊カードを全て受け取り、ラウンド(フェイズ)から抜ける。

すでに1枚以上のカードが置いてあるボードから全てのカードを獲得することができます。ただし、これを選んだ場合はボード上の羊コマも受け取らなければなりません。羊コマを持つプレイヤーは以後、このラウンド中の手番が飛ばされることになります。つまり1ラウンド中に1度しかカードを受け取ることができないのです。

また羊コマがなくなったボードにはカードをプレイすることもできなくなります。最初は4か所の選択肢がありますが、【B】を選んだプレイヤーが出るたびに選択できる場所が減っていくことになります。
一方で最後の1人となったプレイヤーは手札から好きなだけ(といっても3枚の枠が埋まるまでですが)をプレイし、それを全て受け取ることができたりもします。

このあたりは「コロレット」の雰囲気を想像していただくとわかりやすいかもしれません。


受け取ったカードは自分の前にボードの①②③の順番に従い自分の前に並べます。もちろん1枚や2枚しかカードが置いてないボードからもカードを受け取ることはできますので、②不在、③不在ということも発生します。
最初のラウンドでカードを受け取るとこんな感じに「列」ができます。
(※ スリーブは同梱されておりません。)

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最後尾に「司教」がいますね(笑)
最初のラウンド(および特定の条件下)では、プレイヤーの分身となる待機中の司教が表向きになって最後尾に加わります。
また一度「列」ができたら、以後に獲得したカードはその後ろに並んでいくことになります。
なので、2ラウンド目でカードを獲得したら、こんな感じになります。

IMG_2115

また、【B】を選びをラウンドから抜けたプレイヤーはその際に、獲得したカードが置いてあったボード(+その隣のボード)上に、イベントチップを置きます。この数は早くカードを獲得するほど、言い換えれば早くラウンドから抜けるほど多くなります。
イベントチップが一定数量以上置かれるとイベントが発生しますので、獲得できるカードの内容や枚数を犠牲にしても、時に早々とラウンドから抜ける決断が必要です。
イベントについては次の項目で紹介しましょう。


イベントの発生

全てのプレイヤーがカードを受け取ったら、各イベントボード上のチップの数をチェックします。これが一定数量を超えているイベントは解決され、全てのプレイヤーにお金(得点)や被害をもたらすのです!(その後、解決されたイベントのチップは取り除かれ、0枚になります。)

ボード_礼拝

例えば「礼拝」。このイベントでは各プレイヤーは自分の列にある仔羊カードの信仰(能力値の一番上の数値)を合計し、それに等しい得点を得ます。
つまり、自分の所持している仔羊カードの信仰が高い場合には、先ほどの【B】のアクションで礼拝の上に積極的にチップを置くと効果的ということになります。【A】【B】の選択では常にこのあたりの思惑が絡み合うこととなるでしょう。

ボード_飢餓

「飢餓」は被害を及ぼすイベントです。各プレイヤーは自分の仔羊カードの食糧(上から2番目の能力値)を合計し、さらに自分の持つ仔羊カードの枚数をカウントします。結果、食糧が枚数よりも少ない場合は、食糧と同じ枚数になるまで仔羊カードを選んで捨てなければいけません。
非常に残酷なイベントですが、自分の食糧が十分で、他のプレイヤーが不足している状況ではライバルたちを貶めるために有効に機能するイベントといえるでしょう。


ゲームの終了

また、各ラウンドの終了時では手札が山札から補充され、羊コマも戻されて、次のラウンドに突入します。山札が尽きれば捨て札をよくシャッフルし、新たな山札とします。
この山札の2週目が終わり、3週目の山札を作ろうとした瞬間にゲームは終わります。(山札が2週目に突入すると、少しルールが変わり、よりエキサイティングになります!)

稼いだ得点(お金)と、最終的に自分の前で列をなしている仔羊カードの枚数を合計して、最も多いプレイヤーの勝利です!




イベントは4種類(仔羊カードのそれぞれの能力が対応しています)しかありませんが、プレイヤーたちの思惑によって、特定のイベントの発生回数が極端に多くなったり、少なくなったりするのは本作の大きな特徴です。
さらに個性的な仔羊たちの特殊効果がゲームを彩ります。

どのイベントボードにカードをプレイするか・・・あるいはいつラウンドから抜けるか・・・決めることはそれほど多くありませんが、いろいろな戦略が考えられるゲームになっています。


カテゴリ: GM2014, ボードゲーム, 同人活動 | 関連タグ: , , | パーマリンク |

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