【コラム】イベント当日に楽をするためのゲムマ準備

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会場の大きさも来場者数も拡大の一途を辿っているゲームマーケット(以下ゲムマ)。こうなると全てのブースを現地でチェックすることは難しく、事前に超話題にでもならなければ、通りすがりの来場者に、いかに「目を留めてもらえるか」が重要になります。
「遊んでもらえればゲームの良さが分かってもらえるはず!」はその後の話ですよね。

という訳で、①搬入出が面倒でない範囲で、②お金をあまりかけない当日準備などについて書きとめてみようと思います。かなりのボリュームになりましたので、必要な部分だけかいつまんで読んでいただければと思います。

自サークルの内容を書く前に、既に同内容をまとめられている先人たちのURLをいくつか貼らせていただきます。(折りをみて、リンクまとめを作るかもしれません)


さて早速ですが、自サークルの普段のゲムマ準備の流れをフローにしてみました。(ゲムマ公式ブログやWeb上での宣伝等は除く)

事前準備フロー
※クリックで拡大。

思ったより矢印が交錯していなくて良かったです(笑)。
以下、各項目について簡単に説明していきます。

(1)3D箱画像作成
いつの間にか定番になりつつある作業。色々なものに転用できる“告知用画像”として重宝しています。これがない頃は、箱絵を切り取ってイラストも切り出して~とか考えていたのですが、「もう箱そのもので良くない?」と開き直ってしまうと気が楽になりました。
我が家では、GIMPというフリーペイントソフトで作成していますが、Adobeのフォトショップだともっともっと簡単にできるという情報は小耳に挟んでいます。
参考:【コラム】GM春カタログ締切直前!フリーソフトでボドゲのパッケージ画像を作ってみる

(2)Web宣伝用バナー作成
早速3D箱画像を流用します。ホームページの作品紹介に使ったり、(使いにくいことで名高い)ゲムマ公式ブログに貼って作品紹介ページへのフックにしたりと便利に使っています。基本情報(ゲームタイトル、プレイ人数、所要時間、ゲームの雰囲気やシステムなどが分かる文章)を詰め込んでおくと、色々な場面で説明が省けてちょっと楽です。

(3)ホームページ作品ページ作成
ゲムマカタログに全ての情報を掲載できれば良いのですが、紙面スペースの都合や、カタログ原稿〆切が非常に早いことなどから、自ずと事前の作品情報はWebで収集することになると思います。ゲームの概要、価格、コンポーネント写真、場合によってばルールブックの公開などがあれば、購入検討者の判断材料になるかと思います。(ホームページを用意しておくと、イベント後にFAQやエラッタ情報などを発信しやすくなると思います)

(4)ルール紹介動画作成
インスト動画でも良いのでしょうが、個人的にはこちらの方が好みです。一番コストをかけずに作成する場合は「口頭でインストしている動画を撮影して、最低限の字幕を付ける」という手法になると思います。完成物が仕上がっていなくてインストができないというNG進行な場合は、テスト用コンポーネントでやる(あまりお勧めしませんが)、画像データを駆使してなんとかする、などで対応できます。
映像化することで分かり易くなることも多いのですが、動画編集という工程が必要になるため、かなりの時間が必要になります。正直日常生活+新作準備だけで手いっぱいなので、イベント後だとか新作を出さない時など、時間のある時にやるのが吉です。

(5)雰囲気紹介動画作成
俗にいう、PVみたいなものです。PVというほど完成度が高くないので、我が家では雰囲気動画、イメージ動画などと呼んでいます。作品の世界観やふんわりしたルールの伝達に絞り込むことで、動画の構成チェックや字幕チェックが緩くなる(公開前の最終チェックのみでOK!)ので製作時間がかなり違います。宣伝効果はあるのか?と問われますと、うちに限ってお答えすればあまりないと思います。半分以上は自己満足と動画編集の練習です。

(6)当日お品書き動画作成
自己満足と動画編集の練習第二弾。電池式のDVDプレイヤーを持ち込んで、ブースでお品書き動画を再生してみた頃もありました。しかしビッグサイトになってブースのスペースも狭くなり、DVDプレイヤーなんて置くスペースは微塵もなくなってしまったため、当日はチラシに記載されているQRコードからしか確認できません。しかし型さえ作ればあとは中身を入れ替えるだけなので、作成コストは実はそれほどではありません。(毎回新規構手法を試す!といった野望があればその限りではありません)

(7)当日配布用チラシ作成
これまでの集大成となります。ぶっちゃけこれだけあれば大丈夫な気もしています。ゲムマ会場のチラシ置場と、自分の物販ブース、体験卓に設置します。扱っているゲームの概要・見た目・価格、そして詳細な作品紹介はホームページURLを記載することで省略し、お品書き動画のQRコードを付けています。
チラシであればそれほどかさばりませんので、鞄に納めてくれた人はきっと家までは持って帰ってくれることでしょう。家でチラシを整理した時、気になったゲームの概要を確認できる程度の情報は記載しておいた方が機会損失が少ないのではないでしょうか。

(8)ルール記号化イラスト
字面だけだと何のことかと疑問を抱かれた方も多いと思いますが、ここでは「ルール全体を無理矢理6工程に分解して図化する」ことを行っています。このイラストは単体では使用せず、(2)の宣伝用バナーだとかと組み合わせて、当日用のPOPに変身するのです。
ルールの記号化は、正直いってあまりうまくできていません。操られ人形館のゲームはルールボリュームが多いことも要因の一つだとは思いますが、勝利条件を含め6工程で説明することはとてもセンスが問われる作業なのです…。


いろいろ書き出してみたものの、ぶっちゃけどれがどのくらい効果があるのか?と聞かれると答えられません。そこまでしっかりとした効果測定は行っていませんので、あくまで作業時間との費用対効果で考えた私的オススメを掲載してまとめに代えさせていただきます。
項目使用ソフト時間
3D箱画像作成ペイントソフト1.0時間
Web宣伝用バナー作成ペイントソフト1.0時間
ホームページ作品ページ作成ペイントソフト、
テキストエディタ
3.0時間
ルール紹介動画作成動画編集ソフト24.0時間
雰囲気紹介動画作成動画編集ソフト6.0時間
当日お品書き動画作成動画編集ソフト3.0時間
当日配布用チラシ作成ペイントソフト6.0時間
ルール記号化イラストプレゼンテーションソフト4.0時間
当日閲覧用POP作成ペイントソフト2.0時間
※表中の時間は作業時間を表しています。あくまでも二回目以降の作成で、内容が固まってる、素材が全て揃っている状態での目安時間です。素材探しと素材作成は事前に気が済むまでやっています。


今回ご紹介した他にも、準備の方法は無数に存在します。ブースが分かりやすくなる、遠くに訴求できる「大判ポスター」、体験卓稼働途中でも、外野からルールが確認できる「ルール確認用資料(タブレット端末、書類ファイル)」などがあります。当日の参加者の流れを脳内でシミュレートしながらあれこれ考えるのも楽しいですよ~。


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