【『とりっく&でざーと』ルール紹介】操られ人形館ゲームマーケット出展情報その3

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既に予約受付を開始している秋の新作『とりっく&でざーと』。
今回は遊び方を、公式HPの補足としてざくざく書いていこうと思います。
ちょっと、ルールが想像しにくいという方は、ぜひとも参考にして頂ければ幸いです。
(これは前回のペクーニアと同じ流れですね!)

・公式サイトはこちらから。ご予約はこちらから。
・今回の持ち込み一覧の動画はこちらをご覧ください。



ハーピーたちは岩場を飛び舞う翼を、マーフォークたちは大海を泳ぎきる鱗を、ドライアドやゴーストたちは不思議な魔力を持っていた。唯一、人間と呼ばれる種族だけはひ弱で力を持ってはいなかったが、残忍さと知恵を持ち合わせていた。
プレイヤーは狡猾な人間の権力者です。この世界での覇権を競うため、他の種族を騙し、互いを争わせては恩を売って、自分の配下にします。効率的に多くの配下を集めるため、時には不都合な者たちを不毛の地へと追放してしまうことも大切になります。他のプレイヤーよりも多くの有能な配下を集め、覇権争いに勝利しましょう。


こんな世界観の「とりっく&でざーと」はトリックテイクと呼ばれるタイプのカードゲームですが、今回はトリックテイクを知らない方にもわかるように補足を書いていきます。このゲームは3回のディールを行い、合計点を競うものですが(つまり、3回ゲームを行って3回分の得点合計で勝敗を決めるのです。)、今回はディール1回分の流れの説明になります。

では、早速ゲームの流れの簡単な説明に入りましょう。
(省略されているルールもありますので、ご参考までにご覧ください)

1.ゲーム(ディール)の開始時

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ゲームの開始時には各プレイヤーに種族カードを12枚づつ配ります。(3~4人プレイ時。配り切り。)
配られた種族カードは各プレイヤーの手札となりますので、自分だけが見えるように持ちましょう。
さらに自分の得点を記録したり、手札や捨てたカードを管理するためのプレイヤーシートも受け取ります。

ちなみに種族カードは右のように数字と色を持っています。
このカードは緑の種族、ドライアドの3のカードですね。基本的に数字が大きいほど強いカードです。

こうして準備が済んだら、各プレイヤーは自分の手札からカードを一枚選んで捨てます。狡猾な人間はカードを捨てるところから始めるのです。
全員が一枚づつ、カードを選んで裏向きに置いたら(捨てたら)、捨てたカードを自分のプレイヤーシートの砂漠エリア①に移動させ、一斉に公開しましょう。

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とあるプレイヤーのシートに注目するとこんな感じになります。
ちなみに左上の「得点エリア」では自分の得点を管理し、右上の「手札チェックエリア」では手札に特定の種族カードがなくなったとき(なくなったことが証明されたとき)、ディスクをずらしてなくなったことを宣言するために使います。


2.ゲームの進行

1枚捨てたので手札のカードは11枚になりました。この11枚で11回の「トリック」を行います。
トリックとは全員が1枚づつ手札からカードを出して、勝敗を決するミニゲームです。これを11回行うと手札がちょうどなくなる計算になります。

トリックでは、基本的にはスタートプレイヤーから順に「プレイ」を行うことで進みます。
まず、スタートプレイヤーが手札から一枚好きなカードを選んで表向きに自分の前に出します。続いて、時計回りに各プレイヤーは「プレイ」を行い、カードを1枚づつ、表向きに出していくことになります。

但し、スタートプレイヤーが出したカードと同じ色(種族)のカードが手札にあるならば、その中から選んで出さなければいけないという縛りがあります。これをトリックテイクの用語でマストフォローとか言ったりしますね。「とりっく&でざーと」はマストフォローのトリックテイクなのです。

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なので・・・スタートプレイヤーが緑のカード(この場合は緑の8)を「プレイ」した場合には、だいたいこんな感じでカードが出されます。(写真は3人プレイ時のものです。)
こうしてカードが出揃ったら、その中で一番強いカードを出したプレイヤーがこのトリックの勝者となります!この場合は・・・8を出したスタートプレイヤーですね。
勝者は場に表向きに出ている全てのカードを獲得(この場合は緑のカードを3枚を獲得)し、自分の取り札にします。この取り札は手札に入れちゃだめですよ。得点のもとになるのが、この取り札なので、11回のトリックを行ううちに取り札を集めることが必要なのです!

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じゃあ、この場合はどうでしょうか?!
あ、緑縛りを守ってない人がいますね。しかし、手札に緑のカードがなければ縛りが守れないのも仕方がありません。その場合は手札の中から好きなカードを選んで「プレイ」することができますよ。

そして、この場合の勝者は・・・『スタートプレイヤーが出したカードと違う色のカードの中で最も強いカード』を出しているプレイヤーになります!
このケースでは唯一緑以外を出している黄色出しのプレイヤーが数値に関係なく勝者となるのです。(2人以上縛りを守れなかったら守れない同士で数比べ。)

このあたりはトリックテイク慣れされている方ほど、違和感のあるルールではないでしょうか。マストフォローですが場札が一番弱い。というとちょっとそれっぽい言い方になりますね。
ともあれ、こうして勝利したプレイヤーは出ているカードを取り札にし、次のトリックの一番手(最初にカードを出すプレイヤー)を務めることになります。



但し、トリック中に行えるのはこの「プレイ」だけではありません。このあとはゲームの特徴ともなる「パス」の説明をしましょう。

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「パス」は「プレイ」を行う代わりに手札から好きなカード(先ほどの縛りは関係なく)1枚を裏向きに出すことで宣言することができます。
こうして「パス」をすると、そのトリックで勝利することができなくなりますが、勝者に裏向きのカードを獲得されることもありません。(この場合は黄色の6を出しているプレイヤーが出ている黄色の6と-5を獲得することになります。)

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「パス」を選んだプレイヤーは裏向きに出したカードを自分の砂漠エリアに移動させます。こんな感じですね。
先ほど最初に置いた1枚は表向きにしますが、これは裏向きのままにしておきます。

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但し、一部のカードは公開しなければいけません。砂漠エリアに移動させたときに公開しましょう。

砂漠エリアは最初の1枚を除いて2か所ありますので、「パス」は2回行うことができます。
逆に11回のトリックが終わった時点では砂漠エリアを全て埋めなければならないので、2回行わないといけないということになります。

「プレイ」の中で「パス」をうまく使って、必要なカードをうまく獲得しましょう!


3.得点計算

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11回のトリックが終わったら、全員分の砂漠エリアにあるカードを集めてテーブル中央に集めます。便宜上、数値合計が大きい順に左から並べて色別に並べておきましょう。

これら「パス」によって砂漠に放棄された者たちが蜂起して、革命を起こします。こうして起きた革命は必ず成功し、世の中の勢力図を書き換えることになるでしょう。革命後の新しい世界では、4つの種族の力関係がはっきりしています。
革命時に一番力があった一番左側(数値合計が一番多い)の色の種族が一番力を持ち、合計2番目は2番目に力を持ちます。逆に一番合計が少なかった種族は力がないどころか厄介者となるでしょう。

今回のケースでは
・1番目に力がある = 青:マーフォーク
・2番目に力がある = 黒:ゴースト
・3番目に力がある = 緑:ドライアド
・力がない厄介者  = 黄:ハーピー

となるでしょう。ここで気になるのは自分の配下(取り札の状況)です。

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これら取り札が自分の得点になるのですが・・・力のない種族は得点になりません!具体的には・・・

・1番目に力がある = 青:マーフォーク ⇒ 取り札1枚につき2点
・2番目に力がある = 黒:ゴースト   ⇒ 1枚につき1点
・3番目に力がある = 緑:ドライアド  ⇒ 1枚につき0点
・力がない厄介者  = 黄:ハーピー   ⇒ 1枚につき-1点


こんな感じです。気を付けたいのは、枚数で得点が決まるというところです。テーブル中央で気になる数値合計は関係ないというところですね。取り札になれば-5でも12でも1枚は1枚というわけです。
さて、改めて取り札から得点計算をすると・・・たくさんあるドライアドは空札(0点)となってしまっていますね。青のマーフォークは2枚あるので4点。但し厄介者のハーピーを3枚抱えているので-3点です。合計1点となりました!


4.まとめ

さて、単純にルールだけを追ってきましたが、気が付いた方がいると思います。このゲームでは「パス」によって砂漠エリアに捨てたカードによって、取り札の価値がひっくり返るため、何を用いて「パス」をするかがとても大切になります。

自分が獲得できるカード、獲得できそうなカード、獲得しているカード・・・それらの色のカードは砂漠エリアにも置いておきたいものですが、強力なカードを「パス」に使ってしまうと肝心の「プレイ」に充てるカードがなくなってしまうかもしれません・・・そんなことを考えながらトリックテイクでがっつりとジレンマを味わって頂けるゲームに仕上げたつもりです!
「パス」には文字通り、『カードを取ること(勝利すること)を避ける』という意味合いももちろんありますので、2回のパスを有効に使いましょう。

また、これは基本ルールです。
とりっく&でざーとにはゲーム慣れしたプレイヤーにも繰り返し遊んで頂けるように、拡張ルールを2つほど用意しています。

興味のある方はぜひとも一度お手に取ってご覧頂ければ幸いです。<(_ _)>


カテゴリ: GM2014, ボードゲーム, 同人活動 | 関連タグ: , , | パーマリンク |

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